今回は初めてソロキャンプをする人向けて「テント」、「虫対策」、「エチケット」
の3つの観点から気をつけるべきことをまとめました。
「キャンプ前準備」・「焚火」について気を付けるべきことについても下の記事で
ご紹介しているのでそちらもぜひご覧ください。
1.テント・テント内の注意
1-1.組み立てが簡単なテントを使う
テントにもいろいろな種類がありますが、一人で組み立てられるものを選びましょう。
テントの設営はキャンプをするうえでやらねければならないことの一つですが、
そこに労力を使いすぎてしまうのも避けたいところです。
選び方としては、一人作業で完結することができて、
使用するペグやロープが少ないものがいいと思います。
初心者におすすめなのはドーム型テントかワンポールテントです。
ドーム型テント
ドーム型テントは、2本のメインフレームを通すだけですので、
一人でも簡単に設営できるのがドーム型のポイントです。
(しっかり組み立てようと思えば、ロープやペグで補強することもできます。)
また、テント内も広く使える構造なので使い勝手が良いのが特徴です。
ワンポールテント
ワンポールテントもペグを数本打ち込み、
あとはポールを立てるだけで完成なのでとても設営が楽です。
ワンタッチテント
また、組み立て不要なワンタッチテントも良いでしょう。
ただし、片付けの折り畳みかたが複雑で、最初は戸惑う可能性もあります。
今の時代はyoutubeなどの動画で各テントの組み立て方について
解説した動画がたくさん出ていますので、不安な方は動画で組み立て方を
確認しておくと良いでしょう。
ちなみに私が一番最初に購入したテントは下の写真のドーム型テントになります。
よくある普通の一人用テントで中は人ひとりが寝て横に荷物を置けるくらいのスペースですが、
お値段6000円ほどでソロキャンを始めるにはとっつきやすいテントでした。
このテントはポールを2本通すだけで使うことができ、
テントの中に荷物を入れてしまえば風で飛ばされることもなかったので
(本来はロープで固定したりペグを打ち込みます。)
ずぼらな自分的にはお気に入りのテントです。
1-2.グランドシートを持っていく
意外と忘れがちなのがこのグランドシートです。
テントがあるんだからシートなんでいらないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、
グランドシートを使うことで次のようなメリットがあります。
・テント下面の汚れを防ぐ
グランドシートを使うことで、テントの下面が汚れるのを防ぐ効果もあります。
・テントの浸水を防げる
雨が降ったときや、地面の湿気から床を守ることができます。
・底冷えしにくい
テントを地面に直置きだと、床が冷えて夜は想像以上に寒くなります。
グランドシートを敷くことで底冷えを抑えることができます。
このグランドシートの選び方ですが、必ずテントより小さいものを選びましょう
私がキャンプを始めたころはテントより大きいシートを使っていましたが、
テントより大きいと、雨が降ったときにテントからはみ出した部分から水が溜まってしまい、
結局テントが浸水してしまうということも。
また、耐水圧は1500mm以上のものを選ぶと雨の際でもシートが染みづらくて安心でしょう。
1-3.マットを持っていく
宿泊のために寝袋は持っていくと思いますが、寝袋だけでは地面が意外に固くて寝心地が悪いです。
私はどこでも寝られるタイプの人間なので、最初は寝袋だけでいけるだろうと思って
マットをもっていかなかったのですが、想像以上に地面がゴツゴツしており、
全然寝付けなかったという思いでがあります。
マットを持っていくとなると、荷物も増えるのでできれば持っていきたくないかもしれませんが、
夜の時間を快適に過ごすためにもマットは持っていったほうが良いでしょう。
また、さらに快適に過ごしたいという方にはコットがおすすめです。
地面に関係なく、快適な睡眠環境を作ることができます。
1-4.防寒対策をする
キャンプの時は夏場であっても防寒対策のことを考えて準備をしたほうがよいでしょう。
外の気温は日中と朝夜で大きく変わることが多く、また、地面からの冷気もあるため、
ネットの気温以上に寒く感じることがあります。
夜や朝に思ったより寒くてしっかり寝付けないことも。
特に北海道は夏場であても朝方は気温が低くなることが多いです。
対策としては、いらないと思っても、上着を用意しておいたり、
ヒートテックを1枚持っていくだけでも良いかと思います。
ヒートテックであれば、コンパクトに収納できますし、保温効果も抜群ですので、
私は夏場であってもヒートテックは1枚必ず持っていくようにしています。
2.虫対策
2-1.キャンプに使うなら森林香
蚊の対策で思いつくのは蚊取り線香ですよね。
しかし、屋外で使うには蚊取り線香の煙は少々力不足です。
キャンプ場でつかうなら森林香がおすすめです。
森林香は普通の蚊取り線香の3倍の煙が出るので、野外でも抜群の効果を発揮します。
2-2.虫よけスプレー
虫対策のなかでも使い勝手がよいのが虫よけスプレーです。
肌にかけるだけでかなりの効果を期待できます。
虫よけスプレーにもいろいろなものがありますが、私が特にお勧めするのは「ハッカ油」です。
天然成分で他の虫よけスプレーと比べて余計な化学成分が入っていないので体に優しく、
且つ虫よけ効果も抜群です。
いままで使ってきた中でなんだかんだで一番効果がありました。
ただし、効果時間は1~2時間と少々短いので、こまめに付け直すようにしましょう。
夏のキャンプには欠かせないお守り的存在です。
2-3.オイルランタンに虫よけオイルを使う
オイルランタンの燃料の中でも、パラフィンオイルというオイルは虫よけの効果があります。
しかもこのパラフィンオイル、通常のランタン用の白灯油より単価が安く、しかも燃料効率も良く、
そして明るいというメリットがあります。
オイルランタンを使うなら、パラフィンオイル一択なのではと私は思っているくらいです。
パラフィンオイルは独特のハーブやミント系の香りがするので、もしその香り苦手な方であれば
白灯油のほうが良いかもしれませんが、気にならない方であればパラフィンオイルを
使用することをお勧めします。
3.エチケット
3-1.ボディシートを持っていく
キャンプ場にはシャワーや温泉がないことのほうが多いので、
シャワーを浴びない代わりにボディーシートは持って行ったほうがよいでしょう。
1日くらいであればシャワーなしでも大丈夫と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
外での生活になるので、急に汚れたりしたときや、
雨が降ったときなどに体を綺麗にするものがあると安心です。
また、ボディーシートがあれば、体以外でも、気になる汚れを簡単にふき取ることができて便利です。
3-2.歯ブラシを持っていく
意外と忘れがちなのが歯ブラシです。
キャンプは持っていく道具が多い上に、日常では使わないようなアイテムがたくさんあるので、
ついキャンプ道具に意識が行ってしまい、歯ブラシなどの日用品を忘れてしまうということはよくあることです。
歯ブラシを忘れてしまうと家に帰るまでスッキリしないまま過ごすことになってしまうので、
絶対に忘れたくないグッズですね。
その他にも忘れがちなモバイルバッテリーやごみ袋など、
キャンプに必要な道具をリストアップしていますのでこちらの記事も合わせてお読みください。
【保存版】キャンプに必要な道具チェックリスト
3-3.寝ぐせが酷い人は帽子を持っていく
キャンプ場では寝ぐせを直すためには炊事場やトイレに行かなければいけませんよね。
ですが、炊事場やトイレまで行くにはテントから距離があることも良くあります。
寝ぐせを直しに行くまでに他の人の目が気になって寝ぐせが治せないとことは経験をしました。
帽子があれば寝ぐせを隠すことができ、寝ぐせを直さず、家まで帰ることもできるので、
帽子は寝ぐせが気になる方には押すめのアイテムになります、
夏ならキャップ付きの帽子、冬はニット帽がいいでしょう。
4.まとめ
いかがだだったでしょうか。
こう見てみるとキャンプをするのは様々な準備が必要なことがわかりますね。
普段とは違う非日常な世界なので、はじめのうちは考えたり気にすることが多くて大変かもしれませんが、何回か経験を積むことで自然と慣れることができると思います。
キャンプは手軽に非日常の世界を楽しむことができる最高の趣味になります。
はじめはしっかり準備をして、楽しく快適なキャンプライフを送ってください!
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