こんにちは、ガンショーです。
先日、北海道の余市町にある、ニッカウヰスキーの蒸留所を見学してきました。
今回はニッカウヰスキーの魅力をお伝えしていきたいと思います。
ニッカウヰスキーとは
ニッカウヰスキーは余市町発祥の日本を代表する洋酒メーカーです。
竹鶴政孝さんがニッカウヰスキーの創業者で、スコットランドのウヰスキーを気候の似ている北海道で作れないかと考えて、ニッカウヰスキーを創設しました。
連続テレビ小説「まっさん」でも取り上げられたことで、そこそこ知名度もあるのではないでしょうか。
私たちの身近なところでいうと、激安のウイスキーとしてブラックニッカが有名ですよね。
ブラックニッカはコスパが非常に良く、私も学生時代にはお世話になりました。
また、居酒屋などでもハイボールにこのブラックニッカが使われていることも多いです。
蒸留所見学【無料で試飲もできる!】
余市のニッカウヰスキー蒸留所では、実際に蒸留所を見学しながら、ガイドさんが
ウイスキーを製造する工程や、ニッカウヰスキーの歴史を説明してくれます。
・乾燥
二階建ての棟で大麦を乾燥させます。
2階に大麦を敷き詰め、1階からグレーンを燻して乾燥させます。この時、ウイスキーの味わい深さになる、グレーンの香りがつきます。
・糖化
次に糖化です。
ここで糖化したものを次の工程で発酵させます。
・発酵
次に糖化した大麦を発酵させます。
・蒸留
こちらが蒸留棟です。
この独特な形のポットの下部に発酵させた大麦が送られます。
アルコールの沸点が70度、水の沸点が100度なので、その中間の80度くらいの温度に調整維持することで、アルコールのみが蒸気となってポットの上側の細い部分に入っていきます。
その奥では冷却が行われ、アルコールと水の分離が完了するという仕組みです。
実際のところは、完全に水とアルコールを分離できる訳ではなく、1回目の蒸留でアルコール度数が20%になり、もう一度の蒸留を行うことでアルコール度数60%まで上がるそうです。
ちなみに、蒸留をするには温度管理が非常に重要ですが、ニッカウヰスキーの蒸留所では、職人さんが長年の経験をもとに燃料を入れて温度調整をしているらしく、温度管理を人の手で行っているのは全世界の中でこの余市のニッカウヰスキーのみらしいです。
・熟成
最後は熟成庫です。
この樽の中に蒸留されたウイスキーを入れ、10〜20年熟成させます。熟成前のウイスキーは無色透明ですが、この熟成の工程でウイスキーの琥珀色になるそうです。
また、熟成をすると、アルコールが蒸発してどんどん減っていき、20年後にはもとの1/3ほどしか残らないそうです。
この現象は、天使がアルコールをとっていくような様子から、「エンジェルシェア」と言われています。
ウイスキー製造に関する施設は以上です。
・その他
その他にも、竹鶴政孝さんと愛人のリタが実際に生活していた、家など、
ニッカウヰスキーの歴史的な建物も残っていました。
・試飲
工場見学後は無料で試飲をすることができます。
無料で2杯まで試飲することができます。
飲めるのは余市シングルモルトとアップルワインです。
飲み方も、ストレート、ロック、炭酸割り、水割り、お湯割りといったように
自分の好きな飲み方を選ぶことができます。
ちなみに、試飲の時間は15分間と決まっていますので、ゆっくり飲むことはできません(笑)
ニッカウヰスキー博物館
こちらはニッカウヰスキー博物館です。
こちらの博物館には、有料でウイスキーを楽しめるバーがあります。
通常であればボトルで何万円もするウイスキーを数百円(15ml)で楽しむことができます。
こちらの博物館は16時まで開いていますので、営業時間内であればゆっくりお酒を楽しむことができます。
おすすめ商品
・コスパ最強!ハイボールにするなら「BLACKニッカ」
750mlで700円台という超お得価格のブラックニッカ。
コスパで言えば業界最安値ではないでしょうか。
コンビニやスーパーなどどこでも入手することが可能です。
居酒屋でもハイボールにもよく使われています。
ロックでもあっさりしていて飲みやすいです。
ブラックニッカは酒飲み学生の見方です。
アルコール度数のコストパフォーマンスを比較してみても、費用を抑えて酔いたいならブラックニッカ一択ですね。
・余市のウイスキーを味わいたいならこれ一本!「ニッカ シングルモルト 余市」
余市の蒸留所で作られたウイスキーのみを使用したシングルモルトウイスキーです。
ウイスキーは様々な蒸留所で製造されたものをブレンドしているものも多いのですが、
シングルモルトウイスキーは、ひとつの蒸留所で作られたものをそのまま製品にしているウイスキーの
ことを言います。
本当の余市ニッカの味を味わいたいならこのウイスキーから始めてみましょう。
・女性でも飲みやすい。甘くておいしい「アップルワイン」
アップルワインはりんごを原料に作られた蒸留酒です。
名前にはワインとついていますが、アルコール度数は22%と通常のワイン(アルコール度数15%)と比べるとやや高めになっています。
あるコース度数はやや高めですが、味はしっかり甘く、ロックでもどんどん飲めてしまいます。
アルコールがキツく感じる場合は炭酸水で割って、ハイボールにするとより飲みやすくなるのでおすすめです。
私も学生時代はアップルワインは大好きで、家に常備していました。
まとめ
今回は余市のニッカウイスキー工場についてまとめてみました。
普段何気なく飲んでいるお酒の作り方や歴史などがわかるようになると、
より一層お酒を楽しむことができますよ。
みなさんも、機会がありましたらぜひ一度余市ニッカウヰスキー工場を
訪れてみてはいかがでしょうか。
コメント