みなさんは一人でキャンプ(ソロキャンプ)をしますか?
私はソロキャンプが大好きです。
特に一番好きな時間が朝の時間です。
キャンプをしない人からはよく一人で外で寝る意味が分からない。
普通にベッドで寝たほうがいい。そういうことを言われますし、私もその考えは共感できます。
しかし、私がわざわざキャンプをして外で眠るのは、「朝外で起きて最高の1日の始まりを迎えるため」なのです。
今回は私がキャンプをするなかで最も楽しい時間が朝であるという理由と朝キャンプの魅力をご紹介していきたいと思います。
1.朝キャンプ場で起きたらやること
・寝袋から出る
まずは寝袋から脱出しましょう。
キャンプ場の朝は日中と比べてかなり気温が下がるので、日中の気温のイメージで朝を迎えると
その寒さに寝袋から出られなくなるかもしれません。
しかしそこはぐっと堪えて寝袋を脱ぎ捨て、外の空気を吸ってみましょう。
キャンプ場で向かえる朝、そして外の空気は普段は味わうことのできない清々しさを感じさせてくれることでしょう。
・焚き火をする
朝から焚き火をするの?と思う方もいるかもしれません。
夜暗い中でやる焚き火もいいですが、朝の焚き火は清々しさを感じさせてくれます。
また、朝は燃える薪がよく見えるので、夜とはまた違った景色を楽しむこともできます。
・コーヒーを淹れる
朝に外でコーヒーを飲む時間は至福のひと時です。
自宅で淹れるコーヒーの3倍増しくらいで美味しく感じます。
普通のいつも飲んでいるやっすいインスタントコーヒーがこんなに美味しく飲めるのはキャンプ場の朝だけだと思っています。
せっかくコーヒーを飲むのであれば、コーヒーメーカーなんかを持って行って本格的にコーヒーを淹れてみるのもいいですね。
キャンプにも持って行きやすいコンパクトなコーヒーメーカーもあるので最上級のコーヒーを堪能したい方はぜひ試してみてください。
・朝食を作る
朝起きたら朝食を作りましょう。
私は毎回朝の焚火を利用して、スキレットで目玉焼きとソーセージまたはベーコンを焼きます。
この朝食をコーヒーと合わせて楽しむのが朝一番の楽しみです。
お店で買ったパンなどでもいつも以上においしく感じられるし、簡単に済ませたい方はにはおすすめですよ。
また、朝からカップラーメンを食べるのもありでしょう。
朝からカップラーメン?と思う方もいるかもしれませんが、寒い朝に外でカップラーメンを食べるという行為は何とも言えない爽快感と背徳感を味わえるのでたまにやると楽しいです。
2.朝の時間を有効に活用する
普段は布団の魔力に負けて、いつまでもだらだらと2度寝してしまうという方でも、キャンプ場であればいつもよりスッキリと目覚めることができるかもしれません。
ちょっと寒さを感じながら寝袋の中で起きる目覚めは、普段は味わえない感覚を体験させてくれます。
朝は人間にとって最も頭が冴え、効率的に活動できる期間です。
このタイミングで、頭を使ってさまざまなことを考えることができるでしょう。
今までちゃんと考えたかったけどあやふやにしてたり、先延ばしにしてた課題、これからの人生について深く考えてみると言うのはいかがでしょうか。
こういう時間に何となく思考を巡らせていると、普段日常を過ごす中では出てこないようなアイデアが思い浮かんだり、今の自分と向き合うことで、自分が本当にやるべきこと、やりたいことなどが整理されたりします。
これはサウナで整う感覚にちょっと似ているかもしれませんね。
また、何かクリエイティブな仕事をしている人はそう言うことをする時間に当てるのもありですし、この時間に読書をすると言うのもいいかと思います。
ちなみに私はブログのネタを考えたり、これからの人生をどう生きるかということを色々と考えています。この色々考えている時間が楽しいんですよね。
3.片付けをする
朝の時間を存分に楽しんだら、片付けを始めましょう。
片付けは余裕を持って始めたほうがよいと思います。
キャンプの片づけは土を拭いたり、汚れがつかないようにものを移動させながら気を使って片付けることになると思いますので、思っているよりも時間がとられることが多いです。
気づいたら1時間くらいあっという間に経ってしまいます。
特に慣れていない頃は1時間半〜2時間くらいは見積もって計画を立てると良いでしょう。
4.朝の焚火の注意点
朝に焚火をするときにはいくつか注意することもあります。
・早朝の騒音に注意する
まず、朝早すぎる焚火はやめましょう。近くに他のキャンパーさんがいる場合、焚火の音が迷惑になってしまうかもしれません。
とはいっても、基本キャンパーさんの朝は早いことが多いので、目安としては6時過ぎであれば焚火をしても良いと思っています。
また、薪割の音にも注意しましょう。薪を割る音は焚火の音よりもうるさいので、薪割りは、時間というよりも、周りに迷惑になりそうかどうかをその時判断して行いましょう。
隣で寝ているキャンパーさんがいる場合は控えたほうがよいかもしれませんね。
なので薪割りは前日のうちに済ませておくのがよいでしょう。
・後片付け、チェックアウトの時間を考える
焚火の後始末は時間に余裕をもって始めましょう。
チェックアウトの時間に対して薪が燃え切らなかったりすると、片付けがスムーズに行えません。
また、燃え切ったとしても焚火台が熱くて灰を灰捨て場まで運べないとう事態もあり得ます。
耐熱性の手袋などを持っていれば多少熱くても焚火台を運ぶことができるので、軍手の他に耐熱手袋は用意しておくと安心です。
ですが、熱い焚火台を移動させるのは危険なので、できれば余裕をもって薪が燃え切って焚火台が冷える時間を考慮した時間配分で行いたいですね。
5.私の朝キャンプルーティーン
私の朝のキャンプルーティーンをまとめてみました。
いつもだいたいこんな感じですので参考にしてみてください。。
- 5時半:起床
- 5時45分:焚き火を始める
- 6時:コーヒーを淹れる
- 6時15分:朝食を作る
- 6時半〜8時:朝の焚き火を楽しむ
- 8時〜9時半:片付け
- 10時:チェックアウト
6.まとめ
今回はキャンプ場での朝の過ごし方について解説しました。
ここで紹介した朝の過ごしかたは私の考える最高の朝の過ごし方ですが、みなさんも自分に合ったキャンプ朝ルーティーンを模索してみてもいいかもしれませんね。
朝を良い気分で始められると、その日の充実度は格段に上がると思います。
「朝を制すものは1日を制す」とはこのことですね。
是非、キャンプの朝は早起きをして最高の時間を過ごしてみてください。
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