みなさんは焚火や薪ストーブ用の薪はどのようなものを使用しているでしょうか。
キャンプ場で薪の束を購入するか、ホームセンターであらかじめ買っていくという方が多いかと思います。
、キャンプ場によっては、キャンプ場内に落ちている薪を拾って使っていい場合や、雑木置き場が設置されており、自由に使っていい形式のところもあります。
雑木を無料で使えるなら高いお金を払って薪を買わずに無料の雑木を活用したいですよね。
しかし、雑木は大抵の場合、長すぎたり、枝別れしていたりと、自分で加工をしないと使えない場合が多いためノコギリなどのギアが必要になります。
DIYなどの工作ではノコギリを使用されているイメージがありますが、キャンプに向いたノコギリってどんなものがあるのか始めはわからないですよね。
今回はキャンプで使用するのに向いているノコギリの特徴やおすすめのノコギリについて解説していきます。
1.キャンプでのノコギリの必要性
薪を現地で調達する場合や、長めの雑木を切って使うことが想定される場合にはノコギリは必須だと思います。
直径2cmほどの細めの雑木であっても、道具なしで折ろうとするとかなりの力が必要になりますので、長さを調整するのはかなり大変です。
直径10cmほどの太めの木であっても、適切なノコギリを使用していれば楽々切断することができます。
薪を現地調達でサバイバル的な感覚を楽しみたい方は一本は持っておきたいですね。
また、ブッシュクラフトなどの自然の中のものを活用して楽しむ野遊びをする場合にもノコギリがあると薪の加工の幅が広がるので大活躍するでしょう。
キャンプ場によってはノコギリなどの道具が置いていることもありますが、刃が短かったり、長年使用されていることで切れ味が極端に悪くなっている場合もありますので、自分のノコギリを持っておくと安心です。
2.ノコギリの選び方
・長さ
切る木材の直径で選びましょう。
ノコギリで木材を切るときは、ギコギコとノコギリをストロークしますので、ノコギリの長さは扱う木材の直径+ストローク量の長さがあることが望ましいでしょう。
私の場合、ノコギリを扱うときの腕のストローク量を計測すると約15cmでした。
キャンプで扱う雑木の場合、太いもので直径10cmほどと考えると、約25cmのものであれば十分な長さであると考えることができるでしょう。
(私調べによると、24cmのラインナップが多いので24cm(240mm)がおすすめです。)
・カーブか直線か
カーブのものは丸太を切るのに向いています。
また、高い位置の枝などを切る際にも力が入りやすくなります。
ただし、角材はちょっと切りにくい印象です。
直線のものは角材を切るのに向いていますが、丸太も普通に切れるので万能です。
↓カーブ状のもの。
・刃のピッチ
ピッチは一般的に3mmと4mmがあります。
太い丸太を早く切りたい場合は4mm、細い薪をストレスなくキレイに切りたい場合は3mmを選びましょう。
キャンプ場でノコギリを使う場合は、切り口はキレイでなくてよいと思いますので、早く切れる4mmでいいと思います。
・デザイン
性能の良いノコギリは園芸用に使われているものなどでいくつかありますが、カッコよくて性能が良いものとなると意外と少ないです。
ですが、最近はキャンプブームもあり、キャンプ場でも映えるデザインのノコギリも出てきていますので自分が使っていて楽しいと思えるデザインのノコギリを選ぶと良いでしょう。
3.おすすめのノコギリは?
私のおすすめはタジマのジーソーというノコギリです。
独自開発のフッ素ブラック塗装がされており、非常にカッコいいデザインとなっています。
刃の長さは210mmと240mmを選べて、私は大き目の丸太も切ることを想定して240mmを選びました。
・使ってみた感想
切れ味
直径10cmほどのものであれば1分ほどで簡単に切ることができます。
落ちている薪や雑木の場合は、直径3~5cmほどのものが多いので、
この程度のサイズであれば10秒~20秒ほどで切ることができるので、
ノコギリとしての切れ味は十分だと思います。
角度調節機能
角度調整用の2段ストッパー付なので、刃の角地を用途に合わせて2段階で調整することができます。
この2段階調整を活用することで、薪を地面に置いた状態でも刃が地面に当たらずに切ることができます。
自分のキャンプサイトで薪を切るときには、基本的に低い姿勢になることが多いと思いますので、非常に使い勝手が良いです。
また、折り畳み式なので使わないときの携帯性も良いです。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はキャンプで使うノコギリについて解説していきました。
ノコギリがあると落ちている自然の薪なども活用することができ、ブッシュクラフトなどにも使えますのでキャンプの楽しみ方の幅が広がります。
自分のマイノコギリを手に入れてより本格的なキャンプを楽しみましょう!
コメント