最近波に乗っているOneTigris (ワンンティグリス)のポリコットンワンポールテント。
ソロキャンで薪ストーブを使った冬キャンプをしたくてテントを探していると見かけることも多いのではないでしょうか。
ポリコットン素材で火に強くて、薪ストーブ用の穴もついているし、デザインもカッコよさそうで気になっているんだけど実際のところどうなの?
私も冬キャン用のテントを探していてそのような疑問を持っていましたが、今回、ついに購入して実際に使用してみました!
結論から言うと買って大正解です!
今回はOneTigris (ワンンティグリス) Northgazeを実際に使ってみた感想や気になった点についてもお話していきたいと思います。
また、ワンティグリスから出ているワンポールテントと互換性のあるメッシュインナーテント
も合わせて購入しましたので、こちらとの組み合わせた使用感についてもご紹介しています。
1.基本スペック
サイズは直径360cm 高さ205cmで、上面から見ると10角形の形をしたワンポールテントです。
実際に使用した感想としてはソロ~二人用で、ソロで使う分には余裕をもってゆったり使える印象です。
二人で使う広いというわけではないですが、十分問題なく使えるサイズだと思います。
ソロで使うにはかなりベストなサイズとなっています。
テントの生地はポリコットン素材で熱や火に強いため、近くで焚火をしたり、薪ストーブを入れて楽しむことができます。
通常のポリエステル製のテントだと熱や火の粉で簡単に穴が開いたり溶けたりしてしまうため近くで焚火をすることはできませんが、このテントであればそのような心配はありません。
重量については7.2kgです。
ポリコットン素材なので、普通のポリエステル素材と比べると重くなっていますが車移動であれば持ち運びは特に問題ないでしょう。
徒歩、自転車、バイクキャンプにはちょっと大きすぎるかもしれませんので車向きのテントでしょう。
2.実際に使ってみた感想
1.組み立て
ワンポールテントに共通して言えることですが、組み立ては簡単です。
テントの周りにペグを数か所打ち、中心のポールを立てるだけで完成します。
形状が10角形なので、ペグの本数が他のワンポールテントと比べると多くなりますが、固定が多い分風に強くなるというメリットがあります。
また、2か所に位置決めロープがついており、このロープを目印にテントの位置や向きを決めることができるので、思い通りの位置と向きでテントを設営することができます。
2.広さ、テントのスタイル
テントの広さは基本スペックの章でもお話しましたが、ソロキャンで使うのがベストなサイズ感になっています。
また、ポール(別売り)を使用することで、簡易タープを設営することもできます。
一人ならポールを1本立てるだけで、雰囲気が出ますし、二人ならポールを二つ使って広々と使うことができます。
ポリコットン素材なので、雨や雪の日でもタープの下で焚火を楽しむことができますし、日差しが強い時なんかにも活用できそうです。
3.薪ストーブインストール
実際の薪ストーブを入れてみた感想です。
まず煙突穴のサイズはφ100弱くらいです。
私はホンマ製作所の薪ストーブを使用していますが、φ100の煙突は入らないので若干カットしました。
煙突穴の位置については、中心寄りなので、大きめの薪ストーブでも入れることができ、テントを中心から温めることができます。
また、地面から煙突穴までの高さは160~170cmほどなのですが、煙突が短い場合は前面の入り口の部分か煙突を出して使用こともできます。
その場合は、生地と煙突が直接当たることになり若干心配ではあるので、バイクのマフラー用の耐熱布を巻き付けると安心です。(私も初めはこの使い方をしていましたが、バイク用のマフラーを使用して、まったく問題なく使えました。)
薪ストーブをテント内で使う上で気になるのが換気の問題ですが、
このテントには上側2か所にベンチレーターという換気用の穴が開いています。
また、テントの入り口側の下面はスカートがないのですが、これも換気のためと考えれます。
4.デザイン
無骨なデザインでめちゃくちゃカッコいいです。
男心擽られるフォルムで最高です。
OneTigris (ワンティグリス)のロゴも入口の両サイドに入っており、このロゴもまたカッコよく、インナーテントの格を上げてくれています。
また、下で紹介しますが、互換性のあるメッシュインナーテントがあるのですが、このインナーのザインもかなりカッコいいです。
入口側に108°のスリーブスペースがあるデザインで、三日月型のスタイリッシュさが堪らなくカッコいいです。
インナーテントと組み合わせて使うのも楽しみの一つになります。
5.収納性
収納サイズは約50x20x30cmです。(実寸)
袋はゆったりした感じで、無理やり詰め込まなくてもしまうことができるので多少たたみ方が雑でも簡単に収納することができます。
6.インナーテントとの相性
このテントに決めた一つの要因として、インナーテント(別売り)があり、インナーテントがカッコよかったからという理由もあります。
冬以外に夏場も使いたかったのですが、ワンポールテントは床がないものが多いが多く、このテントもその一つだったので、インナーテントのついているものがよかったです。
他にも探せばインナーテント付きのテントはあるのですが、私が探した中でここまで凝ったものはありませんでした。
インナーテントまでカッコよくキメたいという方にはぜひおすすめしたいギアです。
3.まとめ
今回はワンティグリスのポリコットンワンポールテントをご紹介しました。
こんなテントが欲しい!と思っていたソロキャン用テントが実現されており、ソロで薪ストーブを使ったキャンプをしたいという方には一押しのテントになっています。
間違いなくソロキャン最強のギアです!
このスペック帯ではかなりお手頃価格となっていますので、まだワンポールテントを持っていない方や、ソロで冬もキャンプをしたいと考えている方は、ぜひワンティグリスのポリコットンワンポールテントを試してみてください。
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